マヌカハニーは値段が高い
マヌカハニーがここまでフューチャーされているのは、ピロリ菌を始めとした多くの細菌などに対して、高い抗菌活性成分(天然のメチルグリオキサール)を含んでいる純粋な蜂蜜だからです。
病気予防や健康維持などに効果的だとして、様々な研究機関がこの抗菌成分を研究し、数多くの論文やレポートが出されており、世界的に人気が定着しています。
しかし、マヌカハニーの値段は、物によっては数万円〜もするので、なぜそんなに高値がつくのか、不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。このページでは、マヌカハニーの値段が高い理由について、一定レベルのエビデンスに基づいてまとめています。
など、数万円で販売されているマヌカハニーについて、価格に疑問を抱いている方であれば、ある程度納得できるような内容になっていると思います。
また、マヌカハニーとして販売されているものの中には、数千円で買えるものもありますし、マヌカハニーと同じ成分だとして売られている蜂蜜もありますが、その辺の違いについても分かりやすく解説しています。
理由@ 原産地がニュージーランドと海外だから
まず、抗菌成分の濃度や含有量を分析した分析書が同封され、マヌカハニーというブランドを名乗れるのは、今のところニュージーランド産のものだけだと言って良いでしょう。
このため、高い抗菌成分を含んだ本物のマヌカハニーは、全てニュージーランドからの輸入製品に限定されます。つまり、輸入にかかる運送費や手間などの問題があるので、国内産のものよりもそれなりのコストが掛かってしまうわけです。
補足ですが、オーストラリアにも同じ種類の低木が生息しているため、ニュージーランドとオーストラリアの間で「マヌカの商標を巡る争い」が起きています。
ただ、今のところニュージーランドの商標登録申請が認められている状況で、粗悪品を避けるには、国がらみで格付けシステムを構築したニュージーランド産が安心ですし、事実上本物と言えるでしょう。
詳しく知りたい場合はこちらをご覧ください。
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商標争いについて⇒ マヌカハニーの商標を巡るオーストラリアとニュージーランドの争い
\公認規格のマヌカハニーはこちら/
理由A 生産量が限られているから
マヌカハニーの生産は、その工程のほとんどが手作りだと言っても良いでしょう。自然の摂理に逆らうような人工的な加工はせず、自然なままのマヌカハニーをじっくり濾過して製品にしているので、どうしても生産量に限りが出てきます。
本物と呼べるマヌカハニーには、ニュージーランドの行政府が定めた抗菌成分分析のガイドラインに従って抗菌成分(天然のメチルグリオキサール)の濃度や含有量を検査し、容器にそれを記載しています。
しかし、このような検査を受けられる業者は当然限られてきますので、信頼できるマヌカハニーの生産量も限られてくるわけです。
ニュージーランドの第一次産業省が公表した数字で行くと、2014年の総生産量は1700tということなので、市場に出回るマヌカハニーの希少性がよくわかります。
抗菌力を表す数値単位でメジャーなのが、UMFとMGOですがこの数値単位について知りたい場合は、こちらの抗菌力を示す規格|UMFとMGS、MGOのページをご覧ください。
\公認規格の超活性マヌカハニーはこちら/
抗菌成分(UMF・MGO)の数値が高いものほど貴重で高額
マヌカハニーの値段は、製品に含まれる抗菌成分濃度が高いほど金額が高くなります。
生産量が少ないマヌカハニーのなかでも、抗菌成分の濃度が高いものほどより貴重なため、値段も高額になるっていう極々単純な理由です。
理由B 成分分析の費用も必要だから
本物として信用出来るのは、格付けシステムが確立しているニュージーランド産のマヌカハニーであるという話は上記でお伝えした通りですが、本物として信頼できるマヌカハニーには抗菌成分の分析書が添付されています。
これは「ニュージーランド行政府のガイドラインに従って分析していますよ」っていう証明であり、ネット通販に氾濫している抗菌成分がほとんど入っていない粗悪品や偽物的な製品には添付されていません。
こういった粗悪品や類似品を、格安で販売する業者もたくさんいますし、もっと悪質な場合はこういった商品を高値で販売しています。
本物と呼べるマヌカハニーは、ブランドの信頼性を保つため、抗菌活性成分(天然のメチルグリオキサール)を分析し、分析書を添付するという手間を掛けているのもマヌカハニーが高額になる理由のひとつだと思います。
※粗悪品を掴まされないためには、マヌカハニーの粗悪品とは?表示偽装や勘違いさせる手法で販売という記事が参考になると思います。
\公認規格の超活性マヌカハニーはこちら/
マヌカハニーはなぜ高いのか|まとめ
原産地がニュージーランドなので輸送費がかかること、自然の摂理に逆らわないオーガニック製法なので生産量に限りがあることなどがマヌカハニーが高くなる理由だということがご理解いただけたかと思います。
そのなかでも、抗菌活性力の高いマヌカハニーは、抗菌活性力の低いマヌカハニーより貴重で値段も高額になるのも分かっていただけたでしょうか。
このように、品質の良いマヌカハニーほど値段が高くなる傾向があるのですが、そこには致し方ない理由がちゃんとあるって話なんです。とはいっても、健康維持や病気予防など、目的によって必要な抗菌活性力のレベルも違ってきますので、値段も変わってきます。
目的別の抗菌力レベルを表にまとめたので、選ぶ際の参考にしていただければと思います。
こちら⇒ UMFとMGOの相関グラフとマヌカハニーを食べる目的
確実なニュージーランド産の本物を買うなら
本物と言えるニュージーランド産のマヌカハニーと言われても、類似品や粗悪品が数多く出回っているので、見分けがつかず、抗菌作用の高い本物と勘違いして買う人もめちゃくちゃ多いのが実情らしいです。
そこで、ニュージーランド国内でも、信頼度の高いメーカーを取り扱う専門店をピックアップしたページを設けています。
本物を簡単に見分ける方法や、食べるのを避けたほうが良い人、食べ方の参考例などについても分かりやすく端的にまとめているので、是非ご覧になってみて下さい。
こちらになります。
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