マヌカハニーと新型コロナウィルス
他の蜂蜜には無い抗菌物質が、ピロリ菌をはじめ、虫歯菌や黄色ブドウ球菌などへの多様な殺菌作用を持つことで話題になっているニュージーランド原産のはちみつ、マヌカハニー。
世界的にも研究され、様々な論文が発表されているマヌカハニーですが、世界で猛威を振るっている、新型コロナウィルスへの予防や対策が出来るかのように謳っていたネット広告が問題になりました。
新型コロナウィルスに関しては、まだまだ未知の部分が多く、今も世界各国でワクチンや薬の開発に力を入れていますが、残念ながら達成できていません。
そんななか、マヌカハニーを取り扱っている一部の事業主などが、コロナウィルス対策に効果があると勘違いさせるようなネット広告を出していたため、消費者庁から改善要請を受けたものです。
新型コロナウィルスに対する予防効果を掲げた商品広告に改善要請
消費者庁は令和2年2月25日〜3月6日までの間、新型コロナウィルスに対する予防効果を謳っている商品のインターネット広告を調査しました。
この結果、30の事業者46商品の表示に、新型コロナウィルスに対する予防効果を掲げる文言などがあったため、緊急的に改善要請が出されたものです。
このなかには、話題のマヌカハニーを取り扱う事業者も含まれていて、これ以前のネット広告のなかには、
「マヌカハニーサプリ、新型コロナウイルス対策」
「新型コロナウイルス対策・天然の抗生物質と呼ばれる他のハチミツにはない特別なパワーを持っているマヌカハニーで、コロナウイルス対策」
などといった広告表示で販売が行われていたようです。
冒頭でもお伝えした通り、新型コロナウィルスはまだまだ未知の部分も多く、ワクチンや薬についても開発中です。
抗菌力の強いマヌカハニーとはいえ、このウィルス予防や対策として効果があるかどうかについても、今のところ根拠を示すものが無いというのが実情になります。
コロナウィルスへの効果を掲げる商品に注意!
消費者庁が調査したところ、マヌカハニー以外にも健康食品やサプリ、マイナスイオン発生器、空気清浄機、空間除菌剤などの商品で、コロナウィルスへの効果を掲げる広告や表示があったとのことです。
先にお伝えした通り、ウィルス自体の性質や特性が明らかになっていない段階であり、民間施設での試験なども実施できない現状で効果を掲げることに根拠はなく、客観性や合理性に欠けるといえます。
消費者庁では、効果を裏付ける根拠が認められない商品への監視を継続していくとして、SNSなどを使った注意喚起を呼び掛けています。
参考元:https://www.caa.go.jp/notice/assets/200310_1100_representation_cms214_01.pdf
正しいマヌカハニーの効果について
新型コロナウィルスへの効果については不明ですが、マヌカハニーには強い抗菌物質が含まれており、腸内フローラの改善や経口摂取による殺菌作用が認められています。
ピロリ菌除去をはじめ、健康増進への効果については様々な論文が発表され、一定のエビデンスが取れるスーパー蜂蜜であることは間違いありません。
その辺のことや、信頼できる専門店についてまとめたていますので、マヌカハニーにご興味がある方は。是非一度そちらをご覧になってみて下さい。